[富士五湖ツアー日記](一日目)

◇9月13日 (富士宮→朝霧高原→西湖)
 急行「銀河」にて4時に富士駅に到着した。どうやらここで降りる客は私だけらしい。 あたりはまだ暗くひっそりしていた。駅にいるのも私ひとり。 ここから富士宮駅までショートカットする予定だったので始発までの一時間、朝食と 探索をしようと思った。途中下車をしてまだ暗い富士の街を歩く。。。田舎だ。

 特に何もないしどこも開いてないのでヤマザキにて適当に飯を購入した。 そして駅前にてそれを食べて、買ってきた雑誌でも読んでいると夜が明けてきたようだ。  天気のほうはまずまずのようだったが、山間のほうが雲が多かったように思える。 始発がくるころには登山客と思われる人が何人かちらほらと見かけた。 そのころには夜もすっかりあけていたようです。

 富士宮駅まで別に走ってもかまわなかったんですけど一泊目が民宿に予約していたので 少しでも早くつきたいということでそうしたわけです。  ここ富士宮はどうやらやきそばとかで知られているそうでしたが、 残念ながらこんな朝早くに開いていないのでスルー。

 で。。。。覚悟してたんですけどここからの登りがまた。。。。 峠とかとは違うんですけどじわじわと登りが続いている感じで参りましたよ。  到着予定の場所が標高1000mあるんである程度アップだとは思いましたけど、 ほとんど一日中登りでした(汗)  県道414号を走ったんですけどちょっと走りにくいかもしれませんね。 ただ、車の通りは少ないかと思います。R139の裏道なんで。

 7時くらいに白糸の滝に到着しました。  こちらは朝ということで近くの売店はほとんど閉まってましたね。 まあなかしょうさんのスカイ岬ではありませんが、 朝早くに観光地へ行くと空いていてよいのかもしれません。 白糸までいくまでに音止の滝というのもあったので見てみました。  なんか豪快でしたね。白糸が近くになければ十分観光地になるのではないでしょうか?
 で、白糸の方でしたが案外人いましたね。一般観光客というよりカメラマンが。。。 やっぱり写真が撮りやすい朝を狙ってきてるんですかね〜そういう人ばかりでしたし。
白糸の滝
 白糸ははっきりいって予想以上でした。
規模がけっこうすごいです。
オシンコシンのような繊細でひそかに流れる感じかなぁと思っていたのですが、
50mくらいの規模でナイアガラのように別れて流れる様はカメラでは収めきれませんねぇ。
なおかつ繊細な雰囲気も併せ持っている魅力的な滝でした。
 鳥賊重滝3選を作るとしたらまず選ばれますねこれは。
 さてここから414をさらに北上し田貫湖へ。。。。。。 その辺からどんどん雲行きが怪しくなってきて雨が降ってきた。 そういうのもあって田貫湖の展望はイマイチでした。  ここから変な路地に迷い込いこんでちょっと時間食いましたね。 その間、ちょっとした湿原が紹介されてたんですけど、 何らたいしたことのないこじんまりとしたものでした。 少し遊歩道を歩きましたけど、とてもサロベツ原野には及びません。 ただ、ひっそりとした秘境感は感じましたが。。。。。。。。  ここから、国道に出るつもりでしたがちょっと苦戦しましたね。 名もなき路地をさまよってましたから。  さまよいついでとはいっちゃなんですけど途中でとある滝に出会いましたね。 これがまた幻想的でして霧が出てて良い感じでした、人もいなかったようですし.... ついつい川の中に入ってみたりしましたね〜


 さて、何とか国道を出るとこれまでの寂しい雰囲気から一転。車の通りは激しくなり 逆に走行困難に至りました。しばらく行くと道の駅「朝霧高原」があったので一服。  ここで富士の展望についてですが、山頂はほとんど見えませんでしたね。一部下の方は見えてましたが。。。。写真を撮るきにはなりません。  ここはけっこう荒野っぽい感じなんで良い写真が撮れそうなのにねぇ。  さすがに富士の麓だけあって展望室なんかもあったりして内容はありましたね。  さてここから何もないと思われるので昼食をとろうと思いました。 ここはちょっとふんばつしてステーキ定食を。  はっきりいって失敗でしたね。単に焼肉を鉄板で焼くだけといったモンでしたし。 あれじゃ焼肉定食ですよ。。。。肉が全然ステーキじゃないし。

 ここからわき道に入り県道71号へ向かった。この辺は北海道っぽいと聞いたんですけどなるほど、 そんな気がしましたね。なんか広々とした感じとか荒野が広がっているあたりが。  ただ富士の展望が残念でしたね。ここからの富士の全貌の写真を収めたかったです。

 71号は裏道なのかあまり車は通ってはいませんでしたね。 ただもっと樹海の道で怪しさが出ていると思いましたが意外とすっきりとした林道だったように思います。  一つ展望台があったのでそこで眺めてみると樹海の中にある本栖湖が。。。。 なかなか神秘的な感じはしましたね。

 さてここから交差点に入り道の駅「なるさわ」へ。 こちらもなかなか内容はあったんではないでしょうか。ここでちょっとした軽食を。 350円のビックコロッケ(?)とかいうやつ。 これがキャベツがついてサービスが良いと思いましたね。 これってステーキ定食より割がよいと思いましたよ正直。。。  次の目的は風穴という富士山の噴火によってできた洞窟をまわってみることにしました。  ちょっと観光地なんで人が来ていたのは気になりましたが、 富士遊歩道の方にもあるのでそちらはゆっくり見れるのではないかと。。。

 さて、鳴沢氷穴にたどり着いたのですが、付近に遊歩道の一部があったのでまわってみることに。
青木ヶ原樹海
入り口には書き込みがあって、
自殺志願者を思いとどまらせる文書が書かれていた。
なんかリアルですね。
でも歩道を踏み外すと
一気に遭難してしまいそうな雰囲気はありましたね。
森の中に小さな木々が入り乱れていて
光をシャットダウンするような感じでしたし、
何より同じような景色がづっと続くあたりに
不気味さを感じましたね。

 まあそれでも基本的には普通の林と大きく変わった点はないようでしたが。 神秘的にもどこか深みのある感じでしたねぇ....これって道それると迷い込むんだろうか.... 試したいとは思いませんでしたが....

 30分ちょっと歩くと富岳風穴があったので見学することにした。 なんかどっかアラブ系の観光団体とか来てましたね〜なんか珍しかったです。  さてさて洞穴の中ですが階段を降りて行くたびに背筋が寒くなってきました。 いや〜中はけっこう冷えきってます。オホーツク流氷館みたいに確信的というわけで ないので驚きでした。自然の不思議を感じますね。  鍾乳洞とは違って溶岩が流れ込んでこういった感じになったようですね。 前者の特徴的なつららのような感じがなくてごつごつした感じです。  溶岩の流れた跡がくっきり残っていて生々しかったです(^^;

 ここから再度、鳴沢氷穴があった場所に戻るわけですが、青木ヶ原から戻るのは 面倒なんで表の国道を歩くことにしました。なんか途中でやどり木というモンがあって 一つの木の幹から違う種類の木が5本生えてるらしいです。 写真撮っても多分よくわからないと思うので撮りませんでしたけど生えてましたね〜  さて15分くらいで戻って今度は鳴沢氷穴へ。。。  こちらはさらにびっくりなんと床が凍ってる.......そして穴の奥にはつららが..... なんかこんな洞窟は始めてなんで新鮮でしたね〜しかも貯蔵庫みたいなモンや 入ると2度と出られないとされる穴とかいろいろ紹介されてました。  ただ人がちょっと多かったのでゆっくり見れませんでしたが......

 ここから西湖よりにちょっと下るとコウモリ穴というところがあるようです。 まあこちらも洞穴の一種かと思いましたが。  パンフでは入れないように書かれていましたが最近入れるようになったみたいですね。 こちらもやはり風穴ぽい感じでなんとも無気味な感じでした。  残念ながらコウモリは見かけませんでしたが......

 数分で梺の根場という宿が沢山あるところに辿り着いた。 予約した宿はどれかなと思いましたが案外簡単に見つかりましたね。 道標とかで.....まあすぐには入らずに西湖から富士山を眺めたりちょっとぶらぶらしたりして 再度宿へ向かうことにしました。


その秋月荘の前にはおばさんがいた....しかも電話を片手に......
どうも私を待っていたらしい。
時間は5時半だったが向こうから見れば遅めだったようですね。

『遅いから電話しようと思ってたところよ。さあ入って頂戴』
「あの〜自転車はどの辺においておけば良いでしょうか?」
『それならこっちの水道にでも立て掛けといて』

 なんか飯盒の炊事場らしきところがありましたね.....

『実は他に誰も来て無いのよ。あなただけだから貸きりねぇ』
「そうなんですか?」
『今年はホントだめ....予約もらったのに来てくれないお客さんもいるの』
「この辺は宿が多いですからね〜」

 部屋は一階と二階があったが入りやすいということで一階の端の部屋を勧められた。
ただ富士見が出来ると思われる2階も気になったが........
 ホントに誰も居ない...というかおばさんと家族以外誰もいなかったですね。

『さあ、御飯の支度するからお風呂でもゆっくり入ってらっしゃいな』

 なんかアットホーム宿というのはよく聞くんですけど、本当にそう感じたのは 今回が始めてですね。ホテルとか多いんでよけいそう感じるのかもしれません。  明らかに営業色を感じちゃって真に話しているという雰囲気がしないんですよ。 その点こちらは親近感がわきました。  これなら民宿も良いなと思いますね。こういったリゾートとはちょっと違う 穴場的な宿というのも......  この宿に出会ったのも何かの縁ですかね〜お盆のときはホテル予約したましたし それが中止になって今回もホテルの空きばかり調べてましたからねぇ.....  案の定、満席ラッシュで結果この宿に辿り着いたという経緯でした。。。。

 結論から言うと宿で困ることはないということですね...とりあえず観光地なら 泊まるところはくさる程ありますし。

 この民宿、木造の和風な家なのだが風呂はジャグジーだったしトイレもウォシュレットだった。
なんかポイントを掴んでいるというか......

『あ!暗いわよ電気つけるね』「ぱちっ!」

 この辺の配慮もアットホームならでは?かな。

 晩飯のボリュームは半端じゃなかった。しかもサービスらしくビール瓶1本。 これは平らげないと失礼だと思い、全部飲みましたね。ちょっと火照りました(=^^=  あと海老フライとか魚とかモロモロで最後は桃がまるまる一つ。  ただただ家庭的でしたね。そういったのが好きな人はたまらんのでは?

 ここって基本的に合宿とかで使用されているらしくこの宿への色紙がいくつかはられてましたね。 なんか色紙というとかの連名行事のあれを連想するんですけどね.... そう、ろくなこと書かれて無い.....(汗)  その後、もう一人客が舞い込んできたんですけど疲れていたためかその人とは 口を効かなかった。。。というか酔ってましたし....  そのままグータラ寝てしまいましたね。。なかしょう氏とメールのやりとりしたりしながら。。。

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